

スパンキングは、性行為中に手や何らかの道具を使って、パートナーのお尻を叩く行為です。
日本人にとっては、あまり馴染みのないプレイの一種かもしれませんが、海外では比較的一般的に行われるプレイの一つとされます。
ただし、プレイの一種とはいえ力を入れて叩けば、それだけ叩く手も叩かれるお尻も痛くなるため、気持ちいいと感じる範囲でスパンキングを楽しむことが大切です。
この記事では、スパンキングにチャレンジする際のコツや注意点などを解説します。
【目次】
-
スパンキングにチャレンジする前に知っておきたいこと
- スパンキングの意味合い
- スパンキングをセックスに取り入れるメリットとは
- スパンキング時の注意点
-
スパンキングにチャレンジしてみよう!
- 男性が女性に挿入しているタイミングでスパンキング
- 男女いずれかの“お仕置き”としてのスパンキング
- 女性が男性にスパンキング
- 純粋に痛みを快感とするスパンキング
- 気持ちいいスパンキングのポイント
-
本格的なスパンキングにはSMグッズを
- Roomfun SM調教セット グレーブルー
- BeYourLover 超豪華SM 拘束具 フルセット6点
- まとめ
スパンキングにチャレンジする前に知っておきたいこと

パートナーとのセックスにおいて、スパンキングにチャレンジする際は、以下にご紹介する点を頭に入れた上で、お互いに納得できる力加減・タイミングで行いましょう。
スパンキングの意味合い
そもそも、スパンキングという行為は、性的嗜好によるプレイの一種というよりは、体罰の意味合いが強い行為とされています。
現代では親が罰せられそうなものですが、昔は“しつけ”の感覚で子供のお尻を叩くケースは珍しくなく、そのような行為が一般的なスパンキングのイメージに近かったのです。
もっと古い時代にさかのぼると、修道院で罪人を罰する目的でお尻を叩いていた頃もあり、基本的には「悪い考え・行動をただす」意味合いがあったものと考えられます。
しかし、時代が変化するにつれて、スパンキングの意味合いも変わっていき、お互いの尻を叩いて救済を得ようとする人、自動尻叩き機を使う人も登場するようになったそうです。
一時期は、尻叩きが国中で流行した国があるほど、スパンキングは人間の心(性癖)をとらえて離さないものでした。
ほとんどの日本人にとって、おそらくスパンキングは野蛮な行為に思えるかもしれませんが、実は非常に奥深い歴史・文化を持つ行為の一つなのです。
スパンキングをセックスに取り入れるメリットとは
意外かもしれませんが、上手にスパンキングができる人とセックスすると、叩かれているはずなのに肉体的快感が得られるケースがあります。
お尻の叩き加減が、叩かれる相手にとって絶妙なタイミング・パワーだった場合、その振動が性感帯に伝わって気持ちよくなるためです。
女性が叩かれる側だと、スパンキングの刺激によって膣が締まり、男性側も快感を得られる場合があります。
また、精神的に叩く側がS、叩かれる側がMの場合、支配欲・服従欲をそれぞれが満たすことができます。
叩く側が「痛くないのに高い音を叩いて鳴らせる」と、その音に叩かれた側が興奮することもあるようです。
ちなみに、痛みそのもので快感を得る強度のM気質の人が、スパンキングを好むケースも珍しくありません。
スパンキング時の注意点
お互いが気持ちよくなれるよう触れ合う一般的なセックスと違い、スパンキングは傷つける人、傷つけられる人の立場が明確なプレイです。
もちろん、双方がお尻を叩き合うプレイもないわけではありませんが、基本的には「叩かれる側が傷つく可能性がある」プレイであることは理解しておきましょう。
最低限、2人の間で次のような取り決めをしておくと、安心してプレイに集中できるはずです。
- スパンキングをすることにつき、事前に2人が納得する
- どう叩くか、どこを叩くか、どのくらいの強さで叩くのかを話し合っておく
- 痛いと感じたとき・止めて欲しいときの合図を決める
これらの取り決めがないままスパンキングに至ると、叩かれた側が傷害罪で叩いた側を訴えるようなことにもつながりかねません。
SMなど特殊なケースを除いて、スパンキングはシチュエーション・音などを楽しむためのプレイですから、決してお互いに無理をしないようにしましょう。
スパンキングにチャレンジしてみよう!

スパンキングがどのようなプレイなのか大まかに理解できたら、実際にパートナーとのプレイで試してみましょう。
プレイの方向性は、大きく分けて4種類となっているため、カップルそれぞれの嗜好に応じていずれかの方法を選びましょう。
男性が女性に挿入しているタイミングでスパンキング
比較的ライトなプレイとしては、男性が女性に挿入している段階で、スパンキングを行うケースがあげられます。
例えば、女性が後背位(バック)で男性に責められている際、男性が女性のお尻を叩くプレイがイメージしやすいでしょう。
男性器が膣内から抜けないよう、男性はタイミングや叩く位置を調整します。
他の体位でもスパンキングは可能ですが、正常位のようにお尻を叩くのが難しい体位ではなく、騎乗位など男性が女性のお尻に触れられる体位の方がよいでしょう。
男女いずれかの“お仕置き”としてのスパンキング
スパンキングに意味を持たせて、プレイ中の“お仕置き”としてスパンキングする場合は、叩くルールをそれぞれで決めて行います。
男性が女性側に「吸引バイブを使って3分以内に絶頂に至ったらお仕置き」というルールを設けたり、逆に女性が「足コキ中に男性が絶頂に至ったらお仕置き」と決めたり、ルールはカップルが自由に決められます。
このルールを破った側に、ルールを決めた側がお仕置きとしてスパンキングを行います。
基本的には、叩かれる側が四つんばいになって、叩く側にお尻を突き出し、そこからスパンキングがスタートします。
ただし、男性が女性にお仕置きする場合、あえてバックに移行して挿入しながらスパンキングするようなプレイに発展させることもできます。
女性が男性にスパンキング
女性が男性に対してスパンキングする際は、女性がセックスをリードする必要があるため、男性を叩きやすい体位で受け入れてあげましょう。
例えば、正常位で男性を受け入れると、プレイ中に男性の腰やお尻を叩きやすくなります。
また、向かい合う形で立って挿入していれば、プレイ内容に応じて男性のお尻を叩くのも難しくありません。
男性がM気質の場合、女性から「○回私に叩かれたら入れてもいいよ」などとささやき、男性に目的を与えてスパンキングに集中させる方法もあります。
女性が叩く際は、じらしながら叩いたり、叩きながらもう片方の手で男性器を刺激したりすると、男性をより興奮させることができます。
純粋に痛みを快感とするスパンキング
パートナーが痛みを快感にするレベルまでスパンキングまで慣れている場合は、本格的なSMとしてのスパンキングに進むのも一手です。
ライトなスパンキングでは、平手打ちによる刺激を与えますが、このレベルになるとムチなどの道具を使って刺激を与えます。
また、叩かれる側に「拘束具」を使って身体の自由を奪ったり、目隠しをしたりすることもあります。
道具を使ったスパンキングは、音が大きいのはもちろん、実際に強い痛みを感じるため、誰でもできるプレイではありません。
カップルでチャレンジしたい場合でも、事前にルールを決めた上で、出血・アザなどにならないよう注意して行いましょう。
気持ちいいスパンキングのポイント!
スパンキングは刺激的なプレイであることから、誰にでも向いているプレイとはいえません。
それを踏まえた上で、性的興奮を叩かれる相手にもたらすためには、次のようなポイントを押さえておくことが大切です。
- 手のひらを軽く丸めて、よく音が出るように叩く
- 一定のリズムでは叩かず、撫でる、つかむなどのプレイと併せて不規則に叩く
- 叩かれる側の期待に応える
スパンキング時に、音を出そうとして力強く叩くと、パートナーがケガをしてしまうかもしれません。
そのため、手のひらは軽く丸めた状態にして、お座敷で人を呼ぶようなイメージで、よく音が出るようなお尻の叩き方を工夫しましょう。
段階的に強さを調整して、パートナーが痛くない範囲で叩いたり、自分のお尻で試したりするのがおすすめです。
また、プレイ中は一本調子でお尻を叩くのではなく、時には撫でたり、お尻を軽くつかんだりして、愛情表現であることをパートナーに伝えるようにします。
できるだけ不規則に、タイミングが分かりにくいようにすると、パートナーも「ただ叩かれているわけではない」と思えるはずです。
その他、叩かれる側から要望がある場合は、タイミングや強さを意識して変えていきましょう。
叩いたときの力を数字にして、強弱をパートナーに確認しながらスパンキングすると、お互いに安心しながらプレイを楽しめます。
本格的なスパンキングにはSMグッズを!

シチュエーションやプレイ内容も含め、スパンキングにこだわりたい場合は、SMグッズの利用にチャレンジしてみましょう。
BeYourLoverでは、ちょっぴりSMプレイを試してみたい人、本格的なプレイに移行したい人向けに、それぞれSMグッズをご用意しています。
Roomfun SM調教セット グレーブルー

こちらのSM調教セットは、ムチやアイマスク、手枷・足枷といった、SMプレイに最低限必要なグッズが揃っています。
素材は主に合皮を使用しており、薄手で柔らかいのが特徴です。
収納袋がセットでついているため、持ち運んだり片付けたりするのも簡単です。
SMプレイそのものが初めてで、まずは雰囲気を感じるところからスタートしたい人におすすめです。
BeYourLover 超豪華SM 拘束具 フルセット6点

より特別なSMグッズを用意したい場合は、天然牛革素材を使用した、ワインレッドのSMグッズがおすすめです。
スパンキングにはパドルを用意しており、バラ鞭とは違う本格的な刺激をパートナーに与えられます。
口枷には赤いバラをあしらっており、装着された方は屈辱的ながらも耽美な時間を堪能できます。
また、拘束具にはゴージャスな質感の合金を使用しているため、まるで会員制のSMクラブでサービスを受けているような感覚に陥るかもしれません。
まとめ
スパンキングは刺激が強いプレイの一つですが、痛みの少ないライトなプレイにとどめれば、お互いに新鮮な気持ちで楽しめるでしょう。
パートナーとよく話し合い、無理のない範囲で楽しむ分には、刺激的なプレイとして受け入れられるはずです。
より強い刺激を求めるなら、スリッパやムチといったグッズを使用したり、ラブグッズを併用したりして、より強い快感を得るのも一手です。
さらに本格的なSMに移行するなら、SMグッズの利用にもチャレンジしてみましょう。
コメントを残す